あなたは「SXO」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
ブログやマーケティングをやっている方であればご存じの方も多いかもしれませんね。
SXOとは「Search eXperience Optimization」の略で、日本語にすると検索体験最適化になります。SEOと共に語られることが多いワードです。
SEOとSXOの違いとSXOの重要性
さて、それではSEOとの違いはなんでしょうか。SEOとは「Search Engine Optimization」の略で検索エンジン最適化です。SXOとの違いはその目的にあります。
ココがポイント
SEO→検索エンジンの最適化を行い、上位表示をさせ、流入を強化すること
SXO→ユーザーに満足できる検索体験を提供すること
うーん、違いが分かりにくいですね。具体例を交えて紹介しましょう。
SXOの具体例
あなたは東京駅の近くのビルに用事があります。
仮にグラントウキョウサウスタワーに行くとしましょう。(関西の方はハービスENTあたりイメージしてもらえたら)
東京駅も広いので八重洲側か丸の内側かで間違えるとめちゃくちゃ大変ですよね。
なので、先にグラントウキョウサウスタワーのサイトを見て、アクセスマップを調べますよね(Googleマップとかは一旦置いといて)
恐らくこのような調べ方ではないでしょうか
検索ワード例
「グラントウキョウサウスタワー アクセス」
「東京駅からグラントウキョウサウスタワーまで」
このような検索をかけた時に、ビルのフロアマップが出てきたらどうでしょう。
検索の意図と全く違いますよね。
このような、検索の意図を汲み取り、検索フレーズに対し表示させるページが適切であり、ユーザーの意図にあっているかどうかが重要です。
SXO対策とは
いちばん大切なことは、ユーザーファーストです。
むしろ、これだけです。
具体的には
ユーザビリティの強化
アクセシビリティ
ページの高速化(AMP化など)
レスポンシブ対応
セキュリティの強化
この辺りが重要になってきます。
ユーザーが検索してページを閲覧した際にストレスなく、検索体験を終了できるかどうかが大切です。
ここまでご覧いただいた方は気づいた方も多いのではないでしょうか。
そうなんです。SXO対策とは、一般的に言われている「SEO対策」とほぼ同じような項目なんです。
なので、SXOはSEOの中の一環と捉えていただいても間違いではないです。
ただし、前にお伝えしたようにSEOとSXOの違いはその目的です。
例えば、この記事が「グラントウキョウサウスタワー アクセス」で上位を取れたとしたら、それはSEO的には大成功です。
一方、グラントウキョウサウスタワーへのアクセス方法を知りたいユーザーが検索しているので、その方がこのページに辿り着いたら、SXO的には失敗になります。(Google自体がユーザーファーストになっているので、恐らくそんな事態はないと思いますが、、)
まとめー検索の新常識「SXO」とは?
いかがだったでしょうか。今回はSXOについて解説しました。
分かりやすそうで概念が掴みにくいSXO。奥が深いんです。
ただ、考えることは至ってシンプル。ユーザーの目線手に立ってコンテンツを制作着るかどうかです。
意味のないワードを散りばめすぎてSEOで上位表示を目指すぐらいであれば、適切なワードで対策をし、滞在時間や回遊率を挙げることにより、SXO対策、並びにSEO対策になります。
しっかりとユーザー目線に立って、よりよいサイトを作っていきましょうね!
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。